●後書き代わりに30の質問●

01:まずはあなたのお名前をどうぞ。

  本庄上総です! これをやるのも久しぶりだなぁと感慨に浸ってます(笑)


02:完結した作品名…この質問で取り扱う作品の名前をどうぞ。
  『TwinS』です。
  言葉としての意味は此方を参照にどうぞ。本当にこの言葉をイメージして書いていました。
  勇瑠と乙冬。この二人のこと、まんまです(笑)


03:この作品を思いついたのはいつ頃ですか?
  わりと最初っから。伐鬼を考える前から実は生まれていました。
  別物語のリメイクというのは内緒の方向のほうがいいですか?(ぇ)


04:どんな経緯でこの話を作りましたか?
  『伐鬼』を考えていて、この組織を全否定するような存在がいたら連中は嫌だろうなと思ったのがきっかけです。
  いつか使おうと思ってた二人がいて、その子たちの特殊能力とか考えてたらいい感じで収まってくれそうな感じがしたのでそこからもうそのままゴー! みたいな(笑)


05:構想にどの位時間をかけましたか?
  伐鬼より決まってたかもしれません。たぶん、一日掛かってないです。
  ばーっとざーっと決まっちゃって、流れとしてはぜんぜん難産じゃなかったんですよ。


06:構想、設定の裏話などありましたら今ココで教えて下さい。
  実は『伐鬼』とのシンクロ率が大分高いです。今度番外編で、凛と帝の話を書きます!(宣言)
  設定の裏話というのは特にないですが、これ百合のつもりでは書いていません。勇瑠は乙冬のことを物凄く好きだし、乙冬は勇瑠のことを負けないくらい好きですが、何ていうんだろう。
  精神的に繋がってる感じが書きたかったんですよね、すごく。書いてて難しいなぁと思ったんですけど、まだ肉体的に(手をつなぐとか)で繋がってるほうが長いのですが、次の話だと二人は精神的にもう少し成長している予定です。
  構想は、現代視点と前世視点を2・1の割合で入れたところかなと思ってます。わずかなこだわり(笑)えらい見にくい上に、更新が変なところで止まったりするんで読み手は非常に迷惑しただろうなぁと推測しています。
  でも少しずつネタバレしたいなぁと思っていったので、このスタイルをとりました!!


07:構想、設定で苦労したコトを教えてください。
  なので、特に苦労したことはありません。ばーっとざーっと決まっちゃったので(笑)
  ただ、思ったより話が伸びて、思った以上に独りよがりの内容になっちゃったのは多大なる反省点です。


08:構想段階で、ココにはこだわった、自信がある…という所は?
  『伐鬼』との絡め具合ですかね。やっぱり!(笑)
  『伐鬼』→『TwinS』→『無何有夢』の流れで持っていくために矛盾とかスルーしてたりするので、その辺りの伏線を張ったりなんだりっていうのはちょっとがんばってみているつもりです。
  空回りという説も大いにありますが……。


09:話やキャラをつくる際、役に立ったモノってありますか?
  その時読んでた小説とか、ハク姉さまから頂いた音源とか。


10:スランプはありましたか?また、脱出の糸口となったものは?
  しょっちゅう(爆笑)(←すいませんごめんなさい)
  最近は放置です。直るまで待ちます。


11:書いていて楽しかったのはドコですか?
  楽しかったところは、凛の出てるシーン全部。私の中だと比較敵どころの騒ぎじゃなくお気に入りのキャラクターでした。動かしやすいし(笑)
  中でも、『第八話蜻蛉』凛と勇瑠の戦いのシーンは楽しかったです。戦闘シーンなのに珍しく楽しくかけました! 筆の乗り方も比較的良かったんじゃないかなぁとか思ってます。


12:逆に、ツラかったのはどの辺りですか?
  やっぱり、『第九話花散里』でしょうか。持ちキャラとはいえ、小さい女の子の惨殺シーンを書くのはちょっと気が引けたというのが本音です。殺された二人と、結果的に見殺しにすることしかできなかった二体の精霊の姿は書いていてすごく集中してたんですけど、書き終わったときテンションがどーんと下がりました(苦笑)


13:これはお気に入り、自信がある!というシーン&話は?
  この話で一番書きたかったのが、勇瑠が乙冬をどれだけ大切にしてるか、乙冬が勇瑠をどれだけ大切にしているか、というところだったので言葉足らずでも『第七話薄雲』だと思います。書いていてお気に入り?(笑) まだぜんぜん子どもで、経済力もないし、社会的地位もないけど大切なことは譲りたくないっていう。子どものわがままなのは百も承知だけど、離れては生きていけない人に出会っちゃったんだからしょーがないじゃーん、みたいな(ぇ)
  言葉を飾らないでストレートに! というのを意識して書きました。


14:今更だけどココ直したいかも!というシーン&話は?
  正直全般的に(苦笑) もうちょっと練ればよかったってシーンが結構あるんですよ(苦笑)いったん連載休止して書き直そうと思ったのもまた事実。


15:作品内でお気に入りのキャラは?
  さっき言っちゃった(笑) 凛です。 帝大好きっ子です。凛がどうしてそんなに帝が好きかって言う話も今度書きたいんですよねぇ。彼はまっすぐで書きやすかったです。私こういうタイプが一番書きやすいらしいです。


16:周囲に好評(そう)なキャラは?
  誰だろう(爆笑) 主人公サイドにはいなさそうかなぁ。じゃあ凛で。
  むしろ私が聞いてみたいですよ、それ。この話もリアクションの少ない話ですからね。
 

17:好き嫌いはともかく、便利でつい頼ってしまったキャラはいますか?
  うーん誰だろう? あんまり今回は頼ったキャラがいなかったかもしれません。
  便利じゃなくて、書きやすくて出張ってたのは凛ですけど(しつこい)


18:好き嫌いはともかく、最もこだわりが強いキャラは?
  TwinSの二人。この子達は個人的にすごいこだわりがあったりするので、次の話はがっつり! いきたいです。


9:その他、人物全般へのこだわりがありましたら語って下さい。
  んー、とくにこれといった強いこだわりはありませんね。


20:一番気に入っているセリフを教えて下さい。
  『第七話薄雲』の勇瑠が、乙冬の母親と対峙してる時の台詞全般。中でも、

「でもね、小母様。そんなもん関係ないぐらいに、私たちはお互いが必要なの。法律なんて関係ない、アンタが私たちを離れ離れにさせるっていうなら、私は絢を連れて、こんな檻ぶち破って出てってやる」

  の台詞は、打ってて、正直ノリノリでした(笑)


21:話の中で、こう思われてるかも知れないけど実はこうなんだ、というのはありますか?
  矛盾に感じられている部分がすごくたくさんあると思うんですが、私としては伏線のつもりで書いてあるところが、2,3ございます(弱気) 乙冬の母親が闇貴・光姫が見えるのはそれ相応の“見える力”がある人だからです。


22:物語とはまた別の所で、この作品をつくっていて嬉しかったコトは?
  完結小説である『伐鬼』を読んでくださる方が増えたこと。これは正直びっくりしました。関連作品ではありますが、読まなくてもぜんぜん関係ない話ではありますが。凛が固執してた『帝』がどんな鬼かはわかります。


23:物語とはまた別で、ツラかった事はありますか?
  スランプ。これに尽きる言葉はありません。


24:この話をつくる上で、お世話になった方はどなたですか?
  読んで下さった皆様全員。


25:作品内で総合して、ココに一番こだわった!というのは?
  勇瑠と乙冬の絆。正義に絶対という言葉はないこと。


26:ご自分でこの作品を自己採点してみて下さい。方法はご自由にどうぞ。
  これものごっつい低いです。40点。 ぶっちゃけ、まだ書けたような気がしてならないんです。全力で書いてはいるものの、何か違和感があるところもあって、書いては消して書いては消してを結構な回数繰り返してました。


27:反省点など、ありましたらどうぞ。
  何かもう反省点いっぱいありすぎて、どっから突っ込みいれたらいいのかわからない…。


28:一言で、この作品を表してみて下さい。
  何でしょうね(笑) あえて言えば『真実の姿』とか。
  いろいろな物を含んでこれですね。明らかになった真実、明らかになってない真実両方あります。真実だからといって、その人の中で=正しいというようにならない物もあります。どうすれば一番真実に近づけるかっていうのを模索するために、次の『無何有夢』があります。三部作完結編でーす(宣伝)


29:では、この作品の最も大きなテーマをおひとつ。
  勇瑠と乙冬の絆
  この二人はどっちかっていうと鎖でお互いの足を結び合って、微笑みあっている感じなんです。別離の痛みを知っているから、二度と離れるもんかって気合入ってます。それがどれだけお互いの負担になっているか、まだ知らないで。二人は二人で一人の人間じゃなくって、元々一人の人間だから、一人で立てるようにならなきゃいけないんです。その上で切れない絆を成立できるようにしていかなきゃいけないんですけど、まだまだ中学生。青くて夢見がちなんです。


30:最後に、読者さんやご自分に向けて一言どうぞ!
  伐鬼と一位、二位を争う読みにくい話を最後まで読んでくださってありがとうございました!
  自己満足シリーズの最後も近日アップしますので、お時間があるときにでも読んでいただけたら幸いです。

2007年1月24日 本庄上総


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