世 界 設 定

 世界について

物語の舞台である『シェラルフィールド』は地球とは一枚の『扉』で繋がっています。そこに住む人間は、『地球』に住む人間とは異なり必ず魔力を持っていて、魔術師が多く存在しています。その代わりに、『地球』と異なり、機械文明が発達していません。
現在、この世界には五百年以上続いている『シレスティア』帝国が存在しており、最も強い魔力を持つ血筋の皇帝に支配している完全な帝政です。

 国について

中央大陸でもやや東よりにあった『エルカベル』帝国の『帝都エリダ』を遷都して、大陸のほぼ中央に新たな『帝都フェルシオン』を作りました。『エリダ』のあった場所は、四玉の王の時代から連綿と受け継がれていた由緒正しい帝都だったのですが、皇祖帝の「地方との連携も悪く、効率も悪い」との一言で、『フェルシオン』に遷都しました。旧体制であった奴隷階級は廃止されていますが、平民の間に階級が出来てしまっています。
皇帝直属の諮問機関である「枢密院」も廃止され、民間から人材を募る「元老院」が出来ています。「元老院」の役員は政務補佐官と言い、民間で功績があった人物を身分問わず登用しています。省はそのままですが、際限はかなり縮小され、皇帝一人の権限がさらに強まった。しかし、民間の意見も反映されるようになっています。省は以下の通りです。
法令と記録の管理を司る典令省

軍事と政の折衝役である軍務省
裁判の責任者である司法省
道路(石による舗装程度)の整備や物資の運搬を司る運輸省

宰相の補佐として財政の管理を任される財務省
皇帝の補助役として国政にたずさわる国務省

 騎士団等について

兵士は位階を持たない徴兵された平民、騎士は第十四位階から第一位階まで階級わけされた職業軍人です。魔術師も騎士のうちに含まれます。特に高位の魔術師は第三位階から第一位階に多く存在しています。第一位階の騎士は十三人のみで、その上にいるのは大将軍である騎士団長と、軍務省の長官である軍務長官の二人だけです。歴代の騎士団長と軍務長官は折り合いがつかない関係です。
帝国最大の武力を持つのはシレスティア騎士団である。騎士団と呼ばれていますが、実際は帝国軍の総称のようなものです。最高位の騎士である騎士団長がそれを統率し、その下に第一位階の騎士たちがついて、細かく枝分かれしている騎士団を纏め上げています。歩兵、騎兵、槍兵、弓兵と言った区分はあるが、主な戦闘は魔術です。高位の魔術師なら、魔力を武器の形に固定してそれを駆使して戦うことも可能です。最高位の魔術師4人のみに与えられる「レイター」、最高位の剣士に与えられる「ディライト」、高位神官の証である「サンジェイル」という称号があり、彼らは大体騎士団に所属している。
最も上位なのは、騎士団長と軍務長官のみに与えられる【大将軍】の地位で、彼らは【統帥】と呼ばれています。次が【統率者】と呼ばれる第一位階の騎士で、全部で十三人のみ。帰し団長の直属の部下として、その他の騎士たちを統率しています。その下は第二位階から第十四位階まで。階級が下になればなるほど人数が増えていきます。さらに、位階をもたない徴兵された兵たちが下につき、シレスティア騎士団が構成されています。
唯一つの帝国が治めているため、名目上『外敵』は存在しません。しかし、内乱や貧民たちによる一揆、野盗や海賊などが横行していて騎士団はこれらの鎮圧や取締りのためにも活躍しています。特に、首都から遠く離れた地方都市の管理は前王朝とは違い、しっかりとしている。完全な中央集権国家です。



 剣について

四玉の王がこの世界にいた時から存在していると言われる剣が四本あります。紅玉の剣は『ラグナス・フォール』という名で、ライザード家の家宝として皇室に保管されています。青玉の剣『セイレンダーシュ』は神殿に、黄玉の剣『ラナ・グライア』は、自由都市ディジー・アレンに、翠玉の剣『シュトラーゼ』は元帝都エリダに保管されている。
剣は持ち主を選ぶため、相応しくない人間が手にしても鞘からも抜けません。もしも抜けた状態でもったとしても、紙さえも切れない代物です。また、存在自体が魔力の塊でもあります。



 その他(管理人覚え書き)

貨幣制度シェキア金貨→三十万円くらい
レシア金貨→十万円くらい
シード銀貨→一万円くらい
セライン銀貨→五千円くらい
カルス銅貨→五百円くらい
アルク銅貨→十円くらい

アルク銅貨一枚で安いパンが一つ買える。平民は銅貨、貴族なら銀貨や金貨を一般的に使用している。


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